骨盤たたきダイエット-下腹部-

全身でみるとそれほど太っているわけではないのに、下腹だけがポッコリと出てしまうというダイエットの悩みを持つ女性は、意外と多いと思います。骨盤が前後にずれていると、このように、本来はダイエットの必要のないスリムな体型なのに下腹部だけが太るという太り方になります。

 

前後にずれることで骨盤が開いた状態になってしまい、内臓が下がっていくので、下腹がポッコリと出てしまうのです。また、頭が前に傾いてしまうため、姿勢が悪くなり余計に下腹が出てしまいます。姿勢の悪さは、背中のぜい肉の原因にもなります。

 

それとは逆に、背筋が直立したように、非常に良い姿勢になる場合もあります。姿勢の良さが悪影響を及ぼすことは考えにくいかもしれませんが、本来、人間の背骨は生理的湾曲といってS字カーブを描いています。極端に直立した姿勢は、かえって骨盤に負担がかかり傾いてしまいます。内臓は前に押し出されるような形となり、下腹が出てしまうことになります。

 

また、ひどい便秘になりやすいとされています。

 

骨盤矯正のポーズは【背中伸ばし】になります。
1.脚を腰幅に開き、肩の力を抜いて、手は身体の横に沿え、まっすぐ正面を向きます。
2.腕の力を抜いて、身体を前に、次に後ろに倒してみます。

 

前に倒すほうが倒しやすかった方は、両手の手のひらを下側に組みます。
後ろのほうが倒しやすかった方は手のひらを上側にして手を組みます。

 

3.それぞれ手を組んだら、息を吸いながら、腕とかかとをあげ、斜め後ろに背中を伸ばします。
4.10秒間、その姿勢を保ち、最後にもう一度背中を伸ばします。
5.息を吐きながら全身の力を抜き、10秒間、そのままで体をリラックスさせます。